ウイスキーの基礎知識
クセになる「ピート」の正体と魅力 以前もピートを書いたことがありますが、改めて書いていきます。 ウイスキーを一口飲んで「????」と驚いたことはありませんか?その独特な香りの正体は「ピート(泥炭)」です。 ピートとは、水苔や海藻などの植物が長…
「シングルモルト」と「ブレンデッド」は何が違う?家飲みがもっと楽しくなる基礎の基礎 以前も書いたことがあり、使いまわし的とも言えますが、改めてシングルモルトとブレンデッドについて書いていきます。 「シングルモルト」と「ブレンデッド」。酒屋の…
値上がりしているウイスキーの背景 ウイスキーは高くなりましたよね。その背景を調べました。 近年ウイスキー価格が上昇している背景には、複数の要因が重なっています。 第一に世界的な需要拡大です。特にアジア市場の成長により、プレミアムウイスキーの人…
樽のサイズについて 今回は樽のサイズについて書いていきます。 ウイスキー熟成における樽サイズは、容量と内面積比(SA/V比)が熟成速度と香味形成を規定する重要因子です。 標準的なバレル(約200L)は抽出と酸化のバランスが良く、特にUnited Statesのバ…
樽の主な樹種について 今回は樽について調べました。 ウイスキー熟成に用いられる樽材の主流はオークであり、主な樹種はアメリカンオーク、ヨーロピアンオーク、ミズナラの三系統であります。 アメリカンオークは主に北米産ホワイトオーク(Quercus alba)で…
バーはどこで誕生したのか? バーはどこで誕生したのか調べてみました。(諸説あると思います) バーの原型は、16〜17世紀のヨーロッパに見られる酒場(タバーン)にありますが、現在の「カウンター越しに酒を提供するバー文化」が確立したのは19世紀のアメ…
ウイスキーは何銘柄あるのか? 気になったので調べてみました。まぁ、そうだよね。って結果になりました。 ウイスキーの「銘柄数」を正確に断定することは困難です。 理由は、蒸留所ごとの定番商品に加え、限定品・シングルカスク・プライベートボトル・地域…
ウコンは飲んだ時にどの程度効くのか ウコンは結構な頻度で飲んでいますが、実際どの程度の効果があるか調べてきました。 ウコン(ターメリック)に含まれる主成分クルクミンは、抗酸化作用や胆汁分泌促進作用を持つとされ、飲酒時の「肝機能サポート」を期…
アセトアルデヒドについて お酒を分解する時や二日酔いを掘り下げていくと出てくる、この言葉について調べました。 アセトアルデヒド(acetaldehyde)は、有機化合物の一種で、アルコール(エタノール)が体内で代謝される過程で生成される中間代謝物です。 …
二日酔いになりづらいお酒は何か 以前も書いたかもしれませんが、私にとっての永遠の課題(二日酔い)について書いていきます。 二日酔いになりづらいお酒の条件は、不純物(コンジナー)が少ないこと、糖分が少ないこと、そして適量で飲めることです。この…
飲んだウイスキーの分解時間 飲んだウイスキーの分解時間を知っておくと、お酒が抜けるタイミングを把握できます。これを頭に入れて翌日に酒を残さないようにしましょう。(私はできていません) ウイスキーを飲んだ後の分解時間(体内でアルコールが処理さ…
チェイサーと加水 今回は「水」について書いていきます。 ウイスキーの香りを最も引き立てやすいのは、一般的に軟水のミネラルウォーターとされています。ただし、目的や銘柄によって最適な水は異なり、それぞれに明確な特徴があります。 水道水は塩素や地域…
グラスで味はどこまで変わるか? 私はグラスは安いもので飲んでいます。実際にグラスで味は変わるのか調べてきました。 ウイスキーの味わいは中身そのものだけでなく、グラスの形状によって想像以上に変化します。これは味覚そのものが変わるというより、香…
ウイスキー検定について ウイスキーについて勉強したい場合、資格勉強すると体系的に学ぶことができます。 今回はウイスキー検定について調べました。 ウイスキー検定とは、ウイスキーに関する知識や理解度を測る民間資格試験で、日本ウイスキー文化振興協会…
ウイスキーは他のお酒よりコスパが良いか ウイスキーのコスパについて考えてみました。 ウイスキーは他のお酒と比較して、コストパフォーマンスが高いと評価されやすい酒類の一つです。その理由は、飲み方の自由度と一回あたりの使用量、そして品質の持続性…
以前アップした内容を再編集して、1つのブログ記事にまとめました。 ウイスキーの原料は「穀物」「水」「酵母」というシンプルな3つだけですが、製造工程や原料の組み合わせによって、その個性は大きく3つに分類されます。 それぞれの特徴を知ることで、次…
ウイスキーのコスパを考察 ウイスキーのコスパはいいのか考えてみました。 ウイスキーにおけるコストパフォーマンス(コスパ)は、単純な価格の安さではなく、「価格に対してどれだけ満足度の高い体験が得られるか」で評価されます。具体的には、味わいの完…
ウイスキーに加水すると、アルコール以外の味がするワケ 以前コメント欄で問い合わせしていただきました。ウイスキーに加水すると違う味がする理由を調べました。 ウイスキーに加水するとアルコール以外の味や香りが現れやすくなるのは、アルコール濃度の低…
蒸留工程の3つの蒸留液について 本年はこのブログに訪れていただきありがとうございました。なんとか年末まで続けることができました。みなさま、良いお年をお迎えください。 さて、今回は蒸留工程についてです。 ウイスキーの蒸留工程では、蒸留器(ポット…
価格の高いお酒と安いお酒の違い 価格の高いお酒と安いお酒の違い。わかるようでわからない。どういう違いがあるのか調べてきました。 価格の高いお酒と安いお酒の違いは、単に「味の良し悪し」だけではなく、原料・製造工程・熟成期間・希少性・ブランド価…
ミドルカット とは ウイスキーづくりにおける「ミドルカット」とは、蒸留工程で得られる蒸留液を3つの区分――ヘッド(初留部分)、ハート(中留部分)、テール(後留部分)――に分け、その中で「ハート」にあたる最良の部分だけを採取する作業を指します。この…
はじめに これまで書いてきたことを1本の記事にまとめました。 琥珀色に輝く美しい液体、ウイスキー。 一口飲むと、バニラのような甘さや、フルーツの香り、時にはスモーキーな燻製の香りが広がります。しかし、その原料は「穀物」「水」「酵母」という、た…
モルトとは 知っているようで知らない。モルトについて改めて調べてみました。モルトウイスキー、モルトビールと聞きますね。 モルトとは、主に大麦を発芽させて乾燥させた「麦芽」のことで、ウイスキーづくりの基礎となる原料です。大麦を水に浸して発芽さ…
醸造酒について 様々なお酒について書いていきましたが、その前段のカテゴリーにあたる醸造酒について書いていきます。 醸造酒とは、穀物や果実などに含まれる糖分を酵母の働きによって発酵させ、アルコールを生成することで造られるお酒の総称です。 代表的…
スピリッツについて スピリッツ知っていますか?今回はスピリッツについて書いていきます。 スピリッツとは、穀物や果実、サトウキビなどを原料に発酵させた後、蒸留によってアルコール度数を高めた蒸留酒の総称です。ウイスキー、ブランデー、ラム、ジン、…
クラフトウイスキーとは クラフトウイスキーについて書いていきます。 クラフトウイスキーとは、大手メーカーによる大量生産型のウイスキーとは異なり、小規模な蒸留所が手作業や独自の製法にこだわって造るウイスキーのことです。「クラフト(craft)」とい…
蒸留酒について ウイスキーを中心に書いていましたが、そもそも蒸留酒について書いていませんでした。 蒸留酒とは、発酵によって得られたアルコールを「蒸留」という工程で濃縮して造られるお酒の総称です。 発酵酒(日本酒やワインなど)を加熱し、アルコー…
ウイスキーの元祖 ウイスキーの元祖について調べてみました。「 ウイスキーの元祖はスコットランドとアイルランドにあります。その起源は中世ヨーロッパの修道士たちが蒸留技術を伝えたことにさかのぼります。12~13世紀頃、修道士たちは薬用酒や香料を作る…
キルン乾燥 キルン乾燥(Kiln drying)とは、ウイスキー製造の初期工程である製麦(モルティング)の最終段階に行われる大麦麦芽の乾燥工程を指します。 発芽を止め、保存や糖化に適した状態にするため、専用の炉「キルン」で熱風を送り込んで乾燥させます。…
ピート 知っているようで知らないピートについて書いていきます。 ピートとは、湿地帯などで長い年月をかけて堆積した泥炭のことです。 ウイスキー製造においては麦芽の乾燥時に使われます。ピートを燃やした際に発生した煙ががモルト(麦芽)に香りづけし、…